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平成26年度水産学技術賞に三重県水産研究所A氏の「高品質アコヤガイ真珠の効率的養殖技術の開発と実用化」が選ばれました。大

人類史上最大の発明のひとつに「なめし(鞣)」があると私は考えています。なめしとは一言で言えば皮を革にすることです。動物の

真珠の価格に最も大きな影響力を持っているのはサイズです。アコヤ真珠のネックレスを例にしますと同一品質の場合、0.5ミリ毎

昭和27年(1952年)に公布された真珠養殖事業法(脚注1)に則って真珠検査制度が始まりました。海外へ真珠を輸出する際、

2014年9月に出版された『真珠研究の最前線―高品質真珠生産への展望』を読みました。内容は2013年の日本水産学会での同

真珠養殖法の発明者は誰か? 未だに続いている熱き論議です。本稿では論点を少し変えて、細胞レベルの話からこの問題に迫ってみ

大学の同窓会誌ですばらしい体験記にめぐり会いました。「海・貝・人と共に生きる―虹色に輝く金色の南洋珠つくり―」です。著者

「ナチュラルブルー」と呼ばれている一群のアコヤ真珠があります。真珠内部の、核と真珠層の境目に有機物など黒褐色の“異物”が

真珠養殖の現場には「化粧まき漁場」という言葉があります。一例を挙げますと「三重の的矢湾や鳥羽近海の養殖場が該当し、外洋に

真珠層をミクロに観察しますと、炭酸カルシウムの結晶(アラゴナイト)が、薄いレース状のタンパク質の膜に包まれているのが分か

「真珠の層状構造とiridescence(※)に就いて」なる論文があります。京都帝国大學の内田洋一、上田正康両先生が執筆

コロンビア大学のS・ファイアスタイン教授が書かれた『イグノランス―無知こそ科学の原動力―』を読んでいます。本の中で教授は

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