真珠用語集 【な行】

  • ナクレイン
  • 真珠層を構成するたんぱく質のひとつ。
  • ナチュラル・ゴールド
  • natural gold
  • アコヤ真珠、シロチョウ真珠のゴールド系のもので、漂白処理を行うことがあるが、着色処理を行っていないもの。
  • ナチュラル・ブルー
  • natural blue
  • アコヤ真珠で核と真珠層の間に入り込んだ有機物の層が、真珠層を通してブルーもしくはグレーに見えるもの。
  • ナチュラル・ホワイト
  • natural white
  • いわゆる調色処理を行っていないものの別称。
  • ナノテクノロジー
  • nanotechnology
  • ナノとは10-9を意味する接頭語。物理量の単位につけて、nm(ナノメートル)、ns(ナノ秒)、nA(ナノアンペア)などのように使われます。ナノテクノロジーはナノメートルの大きさにかかわる工学・技術のことを指す。ちなみに真珠の場合、真珠層を構成するアラゴナイト結晶層の厚さは0.2~0.6ミクロン、これは換算すると200nm~600nm。
  • (なめし)
  • tanning
  • もともとは革が硬くなったり腐食したりしないよう行われる工程のこと。真珠層はカルシウムの小さな結晶(炭酸カルシウムのあられ石結晶)とたんぱく質の薄いシート(層間基質 interlamellar matrix)が交互に何百、何千層と同心円状に積み重なった構造をしていますが、層間基質をなめしによって強化する耐久処理の一方法が真珠科学研究所のマイクロ・パーマネント処理です。
  • 軟体動物(なんたいどうぶつ)
  • mollusk
  • 巻き貝、二枚貝、イカ、タコなどの動物の分類学上の呼称。頭、内臓嚢、足から成り、からだの主な部分は外套膜でおおわれています。貝殻をもつものが多い。
  • 南洋真珠(なんようしんじゅ)
  • south sea pearl
  • シロチョウガイ産出真珠を言う。シロチョウガイは真珠母貝の中で最大であり、受精後3年で殻高20㎝余になります。生息地は西南太平洋からベンガル湾にいたる赤道周辺海域。
  • ノット
  • knot
  • 真珠のネックレスの糸の結び方のことで、オールノットは、真珠と真珠の間にすべてに結び目を入れる結び方。