12月のテリ&まき講座に空き

第25回

12月開講の第18回真珠テリ&まきマスター講座の申し込み状況が「定員に達した」旨の報告をしましたが、 キャンセルが3名あったため、現在5名の申し込み状況で、あと3名の空きが出ました。 このセミナーは、パールトレーニング10時間の受講済みの人が対象ですが、その魅力について、教育部の坂本が次のように報告しています。 真珠テリ&まきマスター講座 「真珠テリ&まきマスター講座」に関して、講義の内容やどのような実習が体験できるのかといった質問が多く寄せられています。内容の一部や受講者の様子などを紹介いたします。 初日は、主に講義です。 真珠の本質は“テリ”です。そのテリについて構造や色など発現のメカニズムを科学的に解りやすく解説します。その他、当研究所代表小松の研究エピソードなど、興味深い内容がところどころに織り込まれながら講義は進行します。 また、疑問な点があればアテンドとして研究員が詰めており、いつでも質問することができます。 後半には、テリの見方(3つの珠が付いたサンプル)の実習を行います。サンプルは、難しいものもあり、受講者の方々は集中して取り組まれています。 最初に講義の流れに沿って作られた書き込みのできるテキストが配布されますので、当日のノートとして、また後日の復習に利用できます。 2日目は主に実習です。 まず、「真珠のテリとまきは異なるものであること」についての説明と実習が行われます。テリとまきの違いについては誤解されている方も多いので、研究結果も交えて講義されます。 そして、いよいよ真珠の連を使ってテリ評価の実習になります。実際に当社でグレーディングに使用している「2段式のオーロラビューアーと「マスターパールを用い、点数付けしていきます。この実習は時間も多く割り当てており、できるだけ多くのサンプル連を受講者の方に評価してもらいます。一人ひとりに評価結果に対する助言があり、回数を重ねるごとに評価方法を習得していきます。最初は迷いながら時間をかけて点数付けしていた受講者の方々も何本もの連を見ることでスピード、正解率ともに上がっていきます。サンプルには、テリの強いものから弱いもの、様々な干渉色のものを用意しており、実習の終わる頃には皆様、グレーディングに自信が付きます。 各講座同様、最後に修了書が授与され、「もっと真珠が好きになった、楽しかった」との声が寄せられます。2日間ではありますが少人数の講座のため受講者も弊社スタッフと打ち解け、時間の許す限り質問など会話を楽しみ、笑顔での終了となりました。 教育部 坂元幸子