透明感

第127回

『光学』と言う専門誌で、「肌の透明感測定」という論文に出合いました。著者は化粧品会社の研究所の方です。論文によりますと、日本人女性の感じている肌の悩みの中で、透明感に関するものが非常に高いのだそうです。「透明感のある肌」とはどういう肌の状態を意味しているのかを分析した結果、「にごりのない肌」「きめの整った肌」といった表現が高い関連度を示しており、また光学的には、皮膚内部から反射されて戻ってくる内部反射光に起因するのだそうです。 テリの良い真珠を、プロ達はしばしば「透明感のある珠」と表現します。それは「にごりのない珠」であり、「きめの整った真珠層」から来るとも言われています。私たちの最新の研究では、真珠内部に入った光が透過の干渉光として戻ってくる度合いが多いほど「透明感のある珠」になることが明らかになりました。女性の肌と真珠は相性が合うようです。